歴史を刻む水車

GRD2
いつもの温泉旅行メンバーで、長野と群馬の県境にある温泉に行った。
車のすれ違いもできないようなダートを走ってたどり着くこの秘湯旅館の歴史は古い。
メンバーのひとりは40年前にもこの旅館に泊まった事があって、当時の写真を携えての訪問だった。そこ写っていたのがこの水車。今も健在だった。
旅館のおばあちゃんも思わぬ写真の登場に喜んだのだけれど、実はこの日、偶然にも50年前の写真を持ってきた方がいらしたという。奧から持ってきたその白黒写真に写っていたのもやはりこの水車。
今は動力源としては使用されず、ただ回っているだけのこの水車だけれど、回り続けることでここを訪れた人に思い出を刻みつけるという、重要な役割を果たしているみたいだ。

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